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Homoeopathy

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荒唐無稽であると医師会から異例の通達が出されたホメオパシー

2010年8月25日に朝日新聞が

通常の医療とは異なる民間療法・「ホメオパシー」について、
日本学術会議(会長:金沢一郎・東京大学名誉教授)は8月24日に、
「科学的根拠は明確に否定され、荒唐無稽」とし、医療従事者が治療で使用しないよう求める
会長談話を発表した。

という記事を出しホメオパシーに対する批判が堰を切ったかのように沸き起こることとなりました。

当時の記事を保管していたのですが、随分と前のことなので見つけることができず…(-_-;)
ネット上でも朝日新聞さんは記事を消してしまっていて見ることができませんでしたが…

ウィキニュース
ホメオパシー療法、「科学的根拠無し」- 日本学術会議が会長談話

こちらに詳細の情報がありました。

また日本医学会のホームページにて「ホメオパシー」への対応について
という記事を投稿していました。

https://jams.med.or.jp/news/013.html

私はこの当時まだホメオパシーの施術家を養成する学校に勤務していましたので、
この時に起こっていたことをよく知っているのですが、
医師会から異例の通達がされる少し前くらいから急に
医療従事者がホメオパシーを活用して治癒したケースを日本医学会の学会で
医師免許を持った医師たちが多数発表するという事態になっていたのです。

この頃のフランスでは、ホメオパシーは代替療法ではなく医師でないと使用できないという状況でしたので
日本も民間の学校で学んだホメオパス(ホメオパシーの施術家)が排除され、
医師免許を持った医師しか使用することができなくなるのではないかと心配されていたくらいだったのです。

この荒唐無稽という表現は、民間のホメオパスを排除するということが目的なのではなく
国家試験を通った専門職としての医療従事者からホメオパシーを使用して治癒したという学会発表が
これ以上増えてしまうなんてことになることを避けたかったのではないかと私は考えているのです。

前述の日本医学会の「ホメオパシー」への対応について
というページには

過去には「ホメオパシーに治療効果がある」と主張する論文が出されたことがあります。
しかし、その後の検証によりこれらの論文は誤りで、その効果はプラセボ(偽薬)と同じ、
すなわち心理的な効果であり、治療としての有効性がないことが科学的に証明されています……

……「プラセボであっても効くのだから治療になる」とも主張されていますが、
ホメオパシーに頼ることによって、
確実で有効な治療を受ける機会を逸する可能性があることが大きな問題であり、
時には命にかかわる事態も起こりかねません。

こうした理由で、例えプラセボとしても、医療関係者がホメオパシーを治療に使用することは認められません。

このように掲載されております。

この世の中の病気は自然の流れの中で発生しているとは思えないものや
あまりにも急性過ぎてすぐに処置しないと死に繋がることもありますので
おっしゃる通りホメオパシーが全てに対応できるほど万能ではないというのは明らかです。

しかし…

4 WHOは世界の一部の国でホメオパシーが広く使用されている現実に配慮して、
その治療効果には言及せずに、安全性の問題だけについての注意喚起を行っています。
http://www.who.int/medicines/areas/traditional/prephomeopathic/en/index.html

5 ホメオパシーについて十分に理解した上で、自身のために使用することは個人の自由です。

という記述もありました。

自身のために使用することを制限するには至っていないのです。

私は状況の的確な把握とアプローチの順番が大切なのだと思うのです!

『医術のオルガノン』

Version 1.0.0

第5節 治療法に対する批判―自然の模倣

……粗野な自然は、知性をもつ外科医がするように、
唇の裂けた傷を閉じることも、吻合(ふんごう)して治療することもできない。

斜めになって互いに離れてしまった骨折端を、まっすぐに戻して
相互にうまくかみ合うようにする仕方を知らない……

とあったように、このような症状をホメオパシーで対応することなどできませんが、
死に向かってしまうような急性の状態ではないならば、
薬品が副作用として新たな病気を生み出す可能性があることも確かなことですので、
施術の方法を副作用の無いものから始めていくことも大切なことなのではないかと私は思うのです。

この世の中のものは薬にも毒にもなるとおっしゃっていた
バーバラ・ブレナンさんのことを思い出します。

アメリカの著名なヒーラー、セラピストであり、科学者でもある。
ウィスコンシン大学で大気物理学の修士号を得た後、NASAのゴダード宇宙飛行センターに勤務。
長年、人体が発するエネルギー(オーラ)やチャクラを観察し、心身の不調や人間関係との密接な関係を発見。独自の技法をブレナン・ヒーリング・サイエンスとして体系化した。

『光の手』『癒やしの光』の著者

自らが設立したバーバラ・ブレナン・スクール・オブ・ヒーリング(略称BBSH、米国フロリダ州認可単科大学)の
日本校の設立のタイミングで日本にいらっしゃるとワークショップを開催されていたので
私はよく参加していました。

どんなに毒になると言われているものであっても
タイミングと量を間違えなければ薬になる


とおっしゃっていて、今でも私にとって大切にしている言葉です。

どんなに体に良いものだと言われているものでも、
タイミングと量を間違えれば毒になる。

タイミングは自分自身が必要だと感じた時ということになるでしょう…
そして量ですね…

具体例を挙げるとすると大量の水を飲む健康法でしょうか。

自分自身のどが渇いたと思ってもいないのに2リットル以上飲まなければいけない!となれば
タイミングが合っていないだけでなく、自身が必要としている量もまるで無視することとなります

知識として得た情報を真に受けて愚直に守ろうとするばかりで、
自分自身の身体がどんなサインを出しているのかを無視していれば
そもそもは毒ではないものであっても毒として機能することになるでしょう。

また会場で

バーバラさんは風邪を引いたときはどうしているんですか!?

という質問に対してバーバラさんが

ホメオパシーで治します

と言っていたことで

こんなに有名なヒーラーさんなのにホメオパシーで治すって…
ホメオパシーって何なんだろう…!?
となったのがホメオパシーを知る切っ掛けでもありました

バーバラさんのワークショップでお友達になった方から紹介していただいた
アセンションの話をする『フォトン・ベルトの謎』という書籍で紹介されている
コミュニティーの集まりにも参加し、そこでは…

今のタイミングはエネルギーヒーリングをすると
どこに繋がるか分からず危険なので物質的なことを選んでください

というアドバイスをしていたこともあって、ホメオパシーかアーユルベーダを学ぼうと思いましたが
アーユルベーダはその当時はまだまだ学ぶには整っていない感じでしたので
ホメオパシーを学ぶことを選択することとなったのでした。

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巷に出回っているホメオパシーの理論は医師会から荒唐無稽であると言われても仕方がないほど
レメディーの選択の方法が異なっていた

をご紹介していきます!お楽しみに~っ

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